東洋大学ポケモンサークル とよポケ

ガチ勢からエンジョイ勢まで幅広く

【とよポケレート解説部】シングルレートで勝ちたい!

どーも。会長のどさんこです。ポケサーの会長をやってると、「初心者だけどシングルレートで勝てるようになりたい!」って人と話す機会が多い、というかポケサーの構成員の大半はそんな感じですし、初心者と一緒にレートをしながらあーだこーだ言う機会も多いので、今回はそんな中で思ってることを書いていきたいかな~と思う次第です。

 

あくまで個人的な意見ですので、これをやれば必ずレートが上がる! というわけではありませんので悪しからず。

 

ではさっそく。

 

①知識is筋肉

僕が一番ポケモンをやる上で一番気にしてほしいのがこれ。ポケモンの全ての行動には大前提として知識があります。勉強で例えても、英単語がわからなければ英文は読めませんし、公式がわからなければ数学は解けません。ポケモンの場合は英単語や公式にあたるものが、「そのポケモンが覚える技、持っている特性、そもそもの種族値」だったり、「そのポケモンのメジャーな型」だったり「流行りの構築」だったりするわけですね。情報の収集を怠っていてはいつまでたっても勝てるようにはなりません。

簡単なところで言うと、「1試合にメガシンカは1回しかできない」

これのどこが知識is筋肉だよ? と思われるかもしれませんが、これだって十分な知識です。例えば、こんなパーティと対戦したとします。

 

f:id:toyopoke:20180611154315g:plainf:id:toyopoke:20180611154328g:plainf:id:toyopoke:20180611154354g:plainf:id:toyopoke:20180611154344g:plainf:id:toyopoke:20180611154413g:plainf:id:toyopoke:20180611154440g:plain

 

いかにもレートにいそうですね。

 

さて、ここで取り上げるのは「1試合にメガシンカは1回しかできない」でしたね。相手の構築にメガシンカができるポケモンはガルーラ、ゲンガー、メタグロスです(ちなみにこの判別も、「この3体がメガシンカできるポケモンである」という知識を使っている)。ここから、相手の選出は少なくとも「ガルーラとゲンガー、ガルーラとメタグロス、ゲンガーとメタグロスが両立する」ことはほとんどない、つまり「メガポケモンカバルドンミミッキュキノガッサから3体」と相手の選出を絞り込むことができます。

このように、「1試合にメガシンカは1回しかできない」という知識を使うだけで、相手の選出をかなり絞り込むことができました。

他にも、「ガルーラ以外は炎技の採用率が低い」という知識があれば、ガルーラに「ほのおのパンチ」が高い確率で搭載されていることがわかりますし、「1つのパーティにメガシンカポケモンが3体採用されることはあまりない」(あくまで“あまり”ね)という知識があれば、先ほどの記述と矛盾するかもしれませんが、「ガルーラ、メタグロスの岩石封じや気合の襷ゲンガーの凍える風などのS操作技からポイズンヒールキノガッサ」があるかもしれないという相手の戦術についても予想を立てる事ができます。

 

このように、知識があれば相手の選出、戦術、技構成などについて、実際に対戦に入る前の選出画面の段階からおおかたの推測を立てる事ができるということがおわかりいただけたかと思います。

レート強者とレート初心者にはまず第一にこのような差があるのであります。

 

知識is筋肉です。今度はスポーツで例えますが、体を動かす根本は筋肉にありますし、筋肉があれば多少無茶なプレーもできます(野球のダイビングキャッチとかサッカーのオーバーヘッドシュートとか)。筋肉がなければそれらは当然成り立ちませんし、ポケモンでも試合終盤の二者択一の無茶な択を通さなければ勝てない状況などにおいても、知識があればどちらの択がどれほどの確率で成功して、どれだけ勝ちに近づくのかがなんとなくわかります。

 

知識is筋肉です(2回目)。英単語がわからないと英文は読めませんし、筋肉がなければオーバーヘッドシュートも打てませんし、知識がなければポケモンも勝てません。

 

 

②対戦数をこなせ

どんなに強い、それこそ世界一ポケモンが上手いプレイヤーも人の子である以上、対戦に勝たなければレートは上がりません。それはつまり、「対戦数をこなさなければレートは上がるわけがないし、またプレイングや選出が上達するわけはないということ」ですね。レートが無くなるかもしれない…… などと気にするのはシーズン最終盤の上位プレイヤーだけでいいのです。勝っても潜る、負けても潜る。毎日数戦でいいので潜る。一日5戦やれば一か月で150戦ですね(それでも足りませんが)。

僕は毎シーズン平均すると700~800戦は潜っているかと思います。潜るシーズンは1200戦くらい、比較的モチベの無いシーズンでも400~500戦は潜っています。

また、無心で数をこなすだけでは当然意味はありません。勝った試合でも負けた試合でも、その理由を紙でも電子でもいいのでメモを取っておくとよいかもしれません。「相手のボーマンダを受けるのはサンダーしかいなかったのに、対カプ・レヒレで削られすぎた」とか「ナットレイに対して後投げされるクチート読みでランドロスを投げられたので、地震の一貫ができて勝った」とか一文でもいいので書いておけば、そのパーティの勝ち方、よくある負け方などが明確になります。

敗因のメモを取ることにより、「このパーティは○○が重い」という理解から「相手の○○とこちらの××を対面させた時に受けられるポケモンがいないので、××は○○入りに対して慎重に扱わなければいけない」という理解に発展させることができます。

また、勝因のデータが増えれば増えるほど、そのパーティが様々なパーティに対してどのように選出してどのように勝つのかというビジョンがはっきりと見えるようになります。

 

対戦数は単純にレートを上げる為にも重要ではありますが、それ以上に自身の構築を理解するのに有効であることがわかりますね。ここについては③でも述べます。

 

 

③自分が使うポケモンへの理解

よく、「強い人のブログから適当に調整パクったけど詳しいことは全然わからん」って人を見ます。実際とよポケのレート初心者にも結構います。これではもったいない。①では普遍的な知識は重要と言いましたが、もちろん自分が使っているポケモンに対するピンポイントな知識も当然必要です。自分で調整を考えたならそれは自分が一番よくわかっているでしょうが、初心者のうちは自分で調整を施すことはあまり賢いとは言えませんので、強い人の調整をパクるのが無難かと思います。

最初のうちは強い人の真似から入り、対戦数をこなしていくうちに、そのポケモンがなぜ強いのかなぜその補完ポケモンが選ばれたのか(例えばカバマンダガルドなら、なぜマンダの補完としてカバガルドが選ばれたのかなど)、どうやって相手は今自分が使ってるような構築を対策してるのか、などがわかるようになってきます。それが「自分が使ってるポケモンへの理解」です。

いくら強い人といえど、自分の使ってるポケモンへの知識が全くなければ、すぐに限界が見えてきます。普段カバマンダガルドを使ってるような人が、カモネギとかラブカスとかマッギョとか使っても全然使いこなせないのは容易に想像できると思いますが、その逆もあるのです。カモネギを使う人はボーマンダをいきなりは使いこなせません。カモネギでレート2000まで行けたとしても、すぐにボーマンダで行けるとは限りません。

それはボーマンダに対する知見がないからです。カモネギへの造詣がいかに深かろうが、ボーマンダのことを全く知らなかったら使いこなせるわけがないのです。

なので、対戦数をこなす上で、自らが使ってるポケモンのことはしっかりと把握できるように努力しましょう。

 

 

 

 

とまあ長々と書いてきましたが、レートで勝ちたいと思う初心者が気をつけるべきポイントはとりあえずこんなものでしょうか。

今とよポケではカードの方が流行っておりますが、サークル員のみなさんはレートもしっかりやりましょうね😇

 

(ちなみに会長はシーズン11は爆発四散しました)

 

それでは今回はここで失礼します。

誤字脱字、言ってることがおかしいポイントがあったらこっそり教えてください。

 

 

 

f:id:toyopoke:20180911182243p:image

ここあちゃんかわいいからみんな見て。